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トップリーグ戦 VS トヨタ自動車 ヴェルブリッツ

トップリーグ 第3節

2018.09.15

16:30 K.O.

秩父宮ラグビー場

日野レッドドルフィンズ
14
9 - 21
5 - 15
36
トヨタ自動車ヴェルブリッツ
TGPGDGTGPGDG
0030前半3300
1000後半3000

勝負所で踏ん張れず…。2連敗。日野、厳しいレッスン続く

厳しいトップリーグの“レッスン”が続く。戦力も経験も劣る日野レッドドルフィンズだが、昨季TL4位のトヨタ自動車に果敢にFW勝負を挑んだ。だが、立ち上がりの10分間、終盤15分間に後手を踏んだ。
 TL初の秩父宮ラグビー場だった。「ヒノ~、ヒノ~、ヒ~ノ」。スタンドの応援では、相手を圧倒していた。試合では、日野としてはFW戦で優位に立ちたかったが、自慢のスクラムが思うように機能しなかった。最初のスクラムでコラプシング(故意に崩す行為)の反則を奪われ、前半6分、ラインアウトからの波状攻撃で日本代表のホープ、トヨタのフランカー姫野和樹主将に中央に飛び込まれた。
さらに5分後、またも姫野に突進を許し、CTB坂本椋矢、WTB小澤和人が立て続けにタックルを外されて左隅にトライされた。3-14となった。
 でも、ここからディフェンスを立て直し、連係プレーの呼吸が合いだした。コンタクトプレーも激しさを増した。SO染山茂範が3PGを確実に蹴り込み、前半を9-21で折り返した。ただ前半26分に主将のフランカー村田毅、同22分にはフッカー木津武士を負傷退場で失ったのは痛かった。
 後半開始直後、日野はよく守った。トヨタの猛攻を、ロック笠原雄太、フランカーのアッシュ・パーカーの猛タックル、交代出場のフランカー藤田哲啓のジャッカルなどでよくしのいだ。流れは、徐々に日野に。
 後半8分だった。ゴール前のチャンス。左ラインアウトを好捕し、ラックサイドをナンバー8千布亮輔が突く。さらにプロップのパウリアシ・マヌ。相手に重圧を与えたところで左に回し、SO染山が左ライン際のWTB中園真司にロングパスを通し、左隅に飛び込んだ。14-21と追い上げた。
 そこから、我慢合戦がつづく。インターセプトから「あわやトライ」のシーンで、染山がすばらしい戻りでライオネル・クロニエにナイスタックルを浴びせた。だが、徐々にブレイクダウンで劣勢となり、ディフェンス網も綻びが生じた。頑張りどころのラスト15分で3トライを献上し、14-35で敗れた。
 特記すべきは、後半開始直後に交代出場した40歳のプロップ、久富雄一の「TL150試合出場」の記録達成である。社会人になって18年、日野に移籍してからは2年、丈夫なからだとタフなメンタルの成せる業といっていいだろう。
Text by 松瀬学

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