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カップ戦 VS清水建設ブルーシャークス

CUP戦 第3節

2019.07.06

14:00 K.O.

駒沢陸上競技場

日野レッドドルフィンズ
76
29 - 12
47 - 0
12
清水建設ブルーシャークス
TGPGDGTGPGDG
5200前半2100
7600後半0000

『前半苦しむ場面も、後半は完勝』

 1勝1敗で迎えた3戦目。変則的なカップ戦ということで、戦う相手は清水建設ブルーシャークス。従来であればトップチャレンジリーグのチームであり“格下”と言えるだろう。が、前節は同じトップチャレンジリーグの栗田工業ウォーターガッシュに苦戦、簡単に勝てたわけではない。そういった意味でも、この日のメンバーは決して気をぬくことなく戦いに挑んだ。
 キックオフは日野。大きく相手22m陣内に蹴り上げたボールに対し堅実にプレシャーをかけ、まずは相手のタッチキックを誘う。そのことによって、マイボールラインアウトからモールへ。大きく前進し、そこから出たボールはこの日ゲームキャプテンを務めたNO8ニリに。ニリは持前の激しさでさらに前進。すると相手はたまらずペナルティ。PKを得た日野は、タッチキックからラインアウトという定石の攻めで相手陣22m内に入る。
 その後はモール、ラック、サイドアタック、長いパスなどを織り交ぜながらボールを左、右とワイドに動かし徐々に前進していく。そしてチャンスと見るやSO染山が左の空いたスペースに長いキックパスを放つ。それを見事にダイレクトでキャッチした15番FBカカが、タックルされながらもさらに外側にいた11番WTB竹澤にパスし、竹澤はコーナーポスト脇に飛び込んで先制トライ! 時計は4分。完璧である。
 キックオフから相手陣に入り、トライまでのこの4分の間に、日野は準備してきた様々なプレーを行ない、確実にやり遂げた。これまで何度か反省点としてあげていた「入りが悪い(開始早々劣勢に回る)」点が払拭されていたのだ。
 その波にのる日野は、11分にFWがラインアウトのモールから新加入の4番LO北川が、15分には外に余っていた13番CTB片岡がパスを受けトライ。17対0とリードを広げる。
 だが、この後18分には日野ゴール前のハイタックルから相手にPKを与え、その後自陣ゴール前での劣勢からトライを奪われる。さらには23分にハンド(倒れたままプレー)、24分にはラインアウト時のバックスのラインオフサイドの反則から自陣深くに攻め入られ、27分には2つ目のトライを献上、17対12と迫られる。この日は「入りがよく」波に乗った日野も、ペナルティを繰り返すことによって一気に余裕を失うことになった。
 それでも前半残り10数分の間に、日野は34分に14番WTB、韓国代表のチョンが、36分に6番、新加入の堀江がトライを取り29対12として前半を終えた。
 そして後半。その40分は、細谷監督にして「ベストゲーム」といわしめた完封勝利。後半だけで7トライ6ゴールを奪い47点。最終的には76対12の勝利となったのである。
 後半に上げたトライは、バックスが5本。フォワードが2本。バックスのトライは、相手のパスをインターセプトから、ラインブレイクときれいなバックフリップパスから、WTBへの大きなキックパスからと多彩。が、この日特筆すべきトライは後半14分のプロップ3番村上のトライだろう。
 相手フリーキックのハイパントを右端でキャッチした日野はパスでワイドに左に展開、その後さらに逆方向に大きく振りタッチライン際のエッジ(端)に。そこでできたラックからプロップ1番井越、そして同じくプロップ3番村上へとボールが渡り、村上はゴールポスト間近にトライを決めたのだ。これこそが現在の日野が求めている『日野ピクチャー』のあらわれだろう。
 次はいよいよサントリーサンゴリアス戦。その壁は高く、試合は挑戦であることはメンバー全員が知っている。あとはこの日の勝利をいかにその挑戦に活かせるか。戦いの場は秩父宮。金曜日のナイター。そこで彼らの成長のあとをじっくりと見てみたい。期待は高まる。
 「イケ、イケ~、ヒ~ノ!」

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