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トップリーグ戦 VS NECグリーンロケッツ

トップリーグ 第2節

2020.01.18

11:45 K.O.

東大阪市花園ラグビー場

日野レッドドルフィンズ
27
13 - 10
14 - 7
17
NECグリーンロケッツ
TGPGDGTGPGDG
1120前半1110
2200後半1100

『我慢、結束の初勝利』

 我慢の勝利、結束の勝利である。トップリーグ昇格2年目の日野レッドドルフィンズ(昨季14位)が、昨季10位のNECを下し、2戦目にして今季初勝利を挙げた。日野の公式戦でのNEC勝利も初。

 勝負はラスト10分だった。NECにトライを返され、20-17と3点差に追い上げられた。流れはNEC。だが後半32分、スクラムから連続攻撃を仕掛け、ラックから右に出たボールを途中から入ったロック村田毅が切れ味するどいランで突破。フォローしたナンバー8堀江恭佑にオフロードパスでつなぎ、堀江が左中間に飛び込んだ。
 ゴールも決まり、日野が27-17とNECを突き放した。ここから、相手の猛反撃を受ける。日野はゴール前に釘付けとなり、我慢のディフェンスをつづけた。とくにFWのハードワーク、厳しいタックルには、こちらの心が揺さぶられた。相手のランナーに突き刺さり、倒れてもすぐに立ち上がり、次のディフェンスに回る。

 後半35分だった。自陣ゴール前の中央、ラックのサイドを突いた相手FWの足元に途中から交代で入ったロックの北川俊澄が鋭く入って一発で倒し、ボールにはCTBのオーガスティン・プルが飛びついた。値千金のジャッカルだ。相手のペナルティーをもぎとり、窮地を脱した。
 冷たい生駒下ろしの風が吹く、花園ラグビー場だった。風上の前半はSOクリップス・ヘイデン、大型FBジャック・デブラシーニの長いキックでうまくエリアをマネジメントした。約50メートルのデブラシーニのロングPGで先制し、前半21分、相手のパントキックを大型WTBチャンス・ペニーがキャッチしカウンター攻撃、ディフェンスの隙を突いて大幅ゲインし、敵陣ゴール前でタックルされながらもボールを右に浮かした。フォローしていた新加入のロックのディネスバラン・クリシュナンが中央に持ち込んだ。

 我慢のしどころは、前半終了間際の不必要なペニーのインテンショナルノックオンからだった。これでペナルティートライを相手に献上した上、ペニーはシンビン(10分間の一時的退場)となった。後半の序盤10分弱は14人の数的不利な状況で戦う羽目に。
 ここはキックを減らし、ボールをキープしていくのが常道だろう。勝負のアヤでいうと、後半5分の真ん中でのスクラムだった。フリーキックを取られたあとの、相手ボールのスクラム。日野は相手より1人少ない7人で組みながら、コラプシング(故意に崩す行為)の反則を奪った。とくに1番の41歳プロップ、久富雄一の円熟の技術が光った。
 後半14分には、スクラムを押し込んで、連続攻撃を仕掛け、ラックからデブラシーニが一人飛ばしでペニーにパスし、左から中央に回り込んでトライを加えた。
 日野は、開幕戦の惜敗の悔しさを払しょくできた。チーム一丸での勝利だろう。後半序盤に交代で入った25歳のCTB東郷太朗丸は初出場にも攻守で健闘した。
 課題は、ディシプリン(規律)か。反則は相手8に対し、日野は12を数えた。
(By 松瀬学)

【監督、プル共同主将コメント】

細谷直監督
 しっかりと勝てたことが、大きな収穫でしょう。第1節(NTTコミュニケーションズ戦)の負けを少しは取り返せたのかと思います。いろんなチームから集まってきた選手が多いですが、全員が徐々に同じ絵(戦い方)を見ることができるようになってきました。早く2勝目を手にしたい。

オーガスティン・プル共同主将
 (勝利に)安心しました。監督の信頼にこたえることができた。我々の強みであるディフェンスを武器としてやっていこうと考えていた。フォワードのハードワークに感謝したい。当然、勝ちはうれしいけれど、満足はしていない。

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